むすびえの森谷です。
今回で3回目の参加となる内閣府が主催する日本最大の防災イベント「ぼうさいこくたい」が10/19〜20の2日間で開催されました。
今回はむすびえとしてはポスター出展。
野外での出展だったため、移動式EV充電の搭載された車両や自衛隊の災害派遣車両などの隣で、我々の日頃の活動と能登支援活動について紹介するという貴重な体験になりました。
こども食堂としても活動されている全国の多くの団体さんも参加されておりました。
熊本県こども食堂応援ネットとしても活躍する一般社団法人ひのくにスマイルさんは、セカンドハーベストさんとのコラボ出展。
今年2月に菊池市で行われた防災研修の際にお繋ぎしたところからのご縁という事で、私たちとしても嬉しい進歩を遂げておりました。
また、こうしたイベントは全国の色々な方々との接点が持てる貴重な機会なのですが、2月に初めて避難所に入らせていただいた際にお世話になった、輪島市町野町のミシュランシェフの富成さんが一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会さん、公益財団法人 味の素ファンデーション、Cropsさんの参加する「機動力を持つ料理人による能登での炊き出し実践 ~「災害時の食と栄養」の問題解決に資するフェーズフリーな食支援体制を考える~」というセッションにて登壇されており、熊本の地で再会することができました。
能登半島地震、奥能登豪雨からの災害時の食の在り方を改めて考えるキッカケとなりました。
この他にもジャパンプラットフォームさんのセッションでは、セカンドハーベストさん、全国フードバンク推進協議会さん、フードバンク岩手と共に「SDGsに基づく食料支援とNPO・自治体・民間企業の連携モデル – 能登支援の経験を踏まえて」というセッションにも参加。
こちらも災害時の活動を振り返り、良かった事と課題をお聞き出来て、学びの多い時間に。
総論として、「平時の繋がりがあるから、有事の際に動ける」という原点を確認が出来た結果となりました。
今後もむすびえでは、”いつもの”こども食堂での安心安全な場づくりとして防災活動を進めつつ、災害時にも安心安全な場づくりが出来るよう、日頃からの地域との連携や少し離れた地域間での連携の在り方を全国のこども食堂の運営者さんたちと一緒に考えて行きたいと思います。
引き続き、ご支援もお待ちしております。
※ご寄付の際に「防災プロジェクトに寄付」と一言お願いいたします。
「こども食堂防災拠点化プロジェクト」とは?
そこに集う人々の安全確保はもちろん、通常時だけでなく、有事の際にも地域の安心、安全な場として存在できるように、こども食堂の防災力を高めることを目的としています。
また、こども食堂の主体的な防災活動につながるよう、それぞれのこども食堂に「私たちに出来る防災」「地域みんなの防災」について考え・備える機会として防災研修や、さまざまな防災活動の支援提供をしています。
この活動を通して、地域における交流拠点(こども食堂)の認知向上と、つながりを再確認する機会の創出にも寄与しています。
こども食堂での防災研修、訓練をお考えの際は、是非ご相談ください。本件に関するお問合せは、下記メールアドレスまでお願いします。
bousai@musubie.org(担当:森谷、佐甲、和泉)