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【むすびえ×インターブランド】こども食堂の楽しさ・魅力を伝え、全力で応援するキャラクター「T-ables(テーブルズ)」の「てーぶぃ」が誕生しました

T-ables(テーブルズ)特設ウェブページはこちら

こども食堂の楽しさ、もっと広がれ!
応援キャラクター、誕生!

T-ables(テーブルズ)
「てーぶぃ」誕生ストーリー

はじめに 
~広がり、つながり続ける こども食堂 と むすびえ~

2012年に東京都大田区でひとりの女性が始めた「こども食堂」。  
民間発のこの取り組みは全国で増え続け、多くの人に愛され、支えられる活動となっています。

「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」
をビジョンに、たった数名で始まった「むすびえ」は、2024年12月11日に6周年を迎えました。
一緒に活動してくださる方、ご協力くださる企業・団体、ご支援くださる方々に支えられ、今では全国各地で多くの仲間が活動しています。

むすびえの願い
~こども食堂の実態も魅力も、もっと伝えたい~

むすびえが全国1,302箇所のこども食堂を対象に行った調査では、「誰でもどうぞ」と、子どもも大人も、誰もが参加できるこども食堂が71.7%と7割以上となり、多くは参加に制限を設けず、訪れる人を幅広く受け入れていることがわかりました。活動目的では、「生活困窮家庭の支援」(53.1%)が約半数、それ以上に「こどもの居場所づくり」(83.9%)、「地域づくり・まちづくり」(59.8%)が多いことがわかります(第9回「こども食堂の現状&困りごとアンケート2024」 P.12)。

しかし、こども食堂の利用対象について「生活困窮者(家庭)」(59.1%)とイメージする人が多く、実際には多数派の「誰でも参加できる」(36.2%)ことへの認知率は、4割に届きませんでした。
こども食堂自体の認知率は91.4%と高い一方、「内容も知っている」と回答した人は49.4%で、こども食堂は、「名前は知られているけれど、実態はあまり伝わっていない」現状があるといえます。(2024年度 こども食堂に関する認知調査)。
こども食堂に対するイメージの偏りから、「行きたいけど行きづらい」という子どもたち、「子どもを行かせていいかわからない」という保護者の声も少なくありません。

年齢や属性などで制限することなく、みんなが集うこども食堂には、子どもたち、保護者、地域の人たち、高齢者、ボランティア…幅広い世代が和気あいあいと、あたたかな時を共有する姿があります。

こども食堂での「ほっとできる時間」は、子どもをはじめとした参加者の笑顔につながったり、孤独・孤立といった社会課題の解決に寄与したり、高齢者にとっての生きがいとなったり、何かあったときに助け合える関係性がうまれたり。

こども食堂は、食べるだけではない・貧困対策だけではない
「自分たちの暮らす地域を、自分たちで作っている活動」であること

あたたかな「みんなの居場所」であること
楽しくて、魅力にあふれた場所であることも、もっと伝えたい

これが、(今も続く)むすびえメンバーの願いです。

インターブランドによる支援がスタート!

むすびえ5周年を目前にした2023年のある日。世界的なブランディング企業である、株式会社インターブランドジャパンから、1本の問い合わせが入りました。

「こども食堂の支援に参加したい」

思いがけないお申し出をとても嬉しい思いでありがたくお受けし、プロボノ(※)支援による協働がスタートしました。

むすびえが抱えていた課題や願いをひとつひとつ共有し、

「こども食堂のありのままの姿を、もっと伝えるには」
「子どもたちに、もっと楽しさや魅力を伝えるには」
「こども食堂がもっと多くの人に応援してもらえるようになるには」

を、一緒に考えました。

インターブランドの皆さんは、こども食堂を知り理解を深めるため、ボランティアに参加してこども食堂の実際の姿を体験したり、むすびえメンバーと何度も話し合いを重ね、私たちが日々の活動で悩み、感じていることに寄り添い、同じ目線で考え続けてくださいました。

さまざまなフィールドで活動するむすびえメンバーが集まり、たくさんの想いが重なって新しい何かを生み出すのを難しく感じたこともありましたが、インターブランドの皆さんの豊富なアイデアと熱量に、多くの気付きをいただきました。

※ プロボノとは:ボランティア活動のひとつで、仕事などで培ったスキルや経験などを生かして取り組む社会貢献活動のこと。

こども食堂への想いを語り合ったり、とめどなくあふれ広がるアイデアに笑顔が絶えなかった企画ミーティング風景

こども食堂が大好き!むすびえの新しいともだち
「T-ables(テーブルズ)」の誕生!

ある日、インターブランドさんからのアイデアのひとつに、むすびえメンバーは釘付けに。

――常に課題として認識し、悩んできたことへの、新たなアプローチとなりうるのではないか――。

そんな期待を胸に、むすびえメンバーが満場一致で賛同したのが、「T-ables(テーブルズ)」でした。

それは、こども食堂の象徴ともいえて、一方で、どこにでも存在し、誰にとっても身近な存在である、「テーブル(=食卓)」をイメージした、かわいいキャラクター。

こども食堂の楽しさ、魅力、むすびえが目指す「やさしい未来」を、子どもから大人まで、多くの人に伝えてくれる、「T-ables(テーブルズ)」が誕生した瞬間でした。

あまりの愛らしさに騒然となった3Dプロトタイプ(インターブランド制作)

みんなで囲めるテーブルがあれば、どこでだって
「一緒にたべると、おいしいね」を実現できる。

こども食堂への理解・愛着を深めてくださったインターブランドさんのコミットメントの深さから、命が吹き込まれ、実現につながった「T-ables(テーブルズ)」。

むすびえは、このかわいくて頼もしい、新しいともだちと一緒に
これからもこども食堂を全力で応援していきます。

テーブルを囲む みんなの笑顔が大好き。
全国の個性豊かなこども食堂、誰かの居場所になりうる場所を応援!

こども食堂の楽しさや魅力を全力で伝えます。

もっと「てーぶぃ」を知る! T-ables(テーブルズ)特設ウェブページはこちら

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