むすびえは、いのち会議(大阪大学、関西経済連合会、関西経済同友会、大阪商工会議所によって発足)の協力団体となり、いのち会議事業市民部門運営委員会の委員にむすびえ理事長・湯浅が就任いたしました。
こども食堂をはじめとした子どもの居場所づくり活動の活性化・発信に寄与することを目的に、本事業に関わる取り組みへの参画及び、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、こども食堂を通じた企画を実施することを決定いたしました。
■【コメント】
「いのち会議事業」実行委員会副委員長
大阪大学社会ソリューションイニシアティブ長
堂目卓生様:
新型コロナウィルス感染症、能登半島地震、世界各地で起こる戦争や紛争などを通じて、私たちは、普通に生活していた人びとが、突然、助けを必要とする状態になることを知りました。
今後、人類が必要とする社会は、助けを必要とする「いのち」を社会の中心に置き、助けることのできる「いのち」が周りから向き合い、共感し、手を差し伸べる社会です。「いのち」には人間だけでなく、他の生物や地球も含めて良いでしょう。助けを必要とする「いのち」と助ける「いのち」が入れ替わりながら助け合う社会。そのような社会を目指して、昨年、いのち会議が立ち上がりました。いのち会議はSDGsの達成とSDGs後の世界を視野に、2025年大阪・関西万博において、いのち輝く未来社会のために人類がなすべきことを「いのち宣言」として発出します。 このたび、いのち会議に「むすびえ」を迎え入れることができることは、大きな喜びです。長年、こども食堂を通じて子どもの居場所をつくり 、子どもを真ん中に置いて地域のつながりを深め、広めてきたむすびえは、いのち会議が手本とすべき先駆者です。心強い盟友とともに、すべての「いのち」が輝く時代を切り拓きたいと思います。
むすびえ理事長
湯浅誠:
いのち会議に参画できることを大変光栄に思います。
いのち会議は、2030年のSDGsゴール年を超えて、2050年、さらにはそれ以降を展望する遠大な取り組みです。
私たち一人ひとりのいのちは、いずれ終わります。私たちが終わらないことを望むものは何でしょう?
また私たちが終わった後もつづいてほしいものとは何でしょう?
そのために、私たちに今できることは何でしょう?
このようなことを考えられる機会を持てること自体に感謝し、この機会を大切に生かしていきたいと思います。