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【ご報告】さが・こども未来応援プロジェクト実行委員会とともに「未来対話ワークショップ」を開催しました ~休眠預金21年度通常枠 活用事業~

休眠21年度通常枠 むすびえ事業「こども食堂をハブとした地域の資源循環促進事業−多世代がつながり子どもを見守るまちづくりを目指して−」の一環として、24年7月4日に佐賀県のこども食堂中間支援団体「一般社団法人 さが・こども未来応援プロジェクト実行委員会」とともに未来対話ワークショップを開催しました。

当日は、ファシリテーター(オーセンティックワークス 古江さん)を迎え、行政機関や社会福祉協議会の窓口担当者さま、プロジェクト参画団体にご参加いただきました。

<ワークショップの目的>

  • 社会、地域の未来について考えた上で、団体・組織の今後の立ち位置・役割や事業の方向性について対話し、意識合わせを行う。
  • ステークホルダーとの間に連帯・連携がより育まれていく土壌を耕す。

<ワークショップ参加団体>

  • 佐賀県 男女参画・こども局 こども家庭課
  • 佐賀市 子育て支援部 子育て総務課
  • 佐賀県社会福祉協議会 地域福祉部
  • 佐賀市社会福祉協議会 地域支援課
  • NPO法人さが市民活動サポートセンター
  • 一般社団法人こども宅食応援団
  • 認定NPO法人地球市民の会
  • 認定NPO法人スチューデント・サポート・フェイス
  • さが・こども未来応援プロジェクト実行委員会

<ワークショップの様子>

前半のこれまでの軌跡を振り返るワークの中では、社会、地域、組織、個人の軌跡を会場全体を使って可視化していきました。「2015年あたりから子どもに関しての社会の関心が高まり、個々人の活動も活発になっていると感じる」など、自分自身や他者のこれまでの活動を振り返りながら、過去の自分への承認や自己開示を行うことで、参加者同士のコミュニケーションが活発になりました。

会場全体を使いながら、過去から現在までの軌跡を社会、地域、組織、個人に分けて貼り付けていく。貼り付けたものを、歩きながら眺めてそれぞれの軌跡を噛み締めていった。

後半はこれからこども食堂を取り巻く環境の変化によって起こりうる未来を参加者全員の観点を持ち寄りアウトプットし、想定の幅を広げていきました。
想定されるトレンドの中で「地域の未来のために」団体として求められることや担っていく役割を、レゴブロックを使用したワークや対話をしながら検討しました。
最後に、イメージした地域の未来をつくっていくために、それぞれの団体が担っていく役割を検討し、他の団体への宣言を行いました。

こども食堂を取り巻く環境の変化によって起こりうる未来を参加者全員でアウトプットし想定の幅を広げる。
つくりたい未来を別団体の方と一緒に対話しレゴで形にしていく。対話の中で、共通で目指しているもののイメージを捉えることができるようになっているように感じた。
団体ごとのワークで地域の未来のための「needs」を自団体の「can」「want」に分けて考えることで、これからの役割や立ち位置がイメージされた。最後は自団体の担っていきたい役割を発表した。

ワークショップを終えて、社会福祉協議会担当者からは「自団体の苦手な部分もあるので、こども食堂中間支援の視点でのアイディアももらいながら、今後の取り組みにつなげていきたい」や「他地域の社会福祉協議会とも連携できるようにつないでいきます」というコメントをいただきました。
また、さが・こども未来応援プロジェクトメンバーからも「プロジェクトの中でもできること、できないこと、担っていきたいことの共通認識を作る機会になって良かった」、「ステークホルダーと一気に距離を縮められる機会となり、連携につながる手応えを感じた」などのコメントをいただきました。

今後も、こども食堂と地域の未来について、地域ネットワーク団体やこども食堂運営者が行政や社協などのステークホルダーとともに考え、連携が広がるきっかけとなる場を提供してまいります。


休眠21年度通常枠 むすびえ事業「こども食堂をハブとした地域の資源循環促進事業−多世代がつながり子どもを見守るまちづくりを目指して−」を引き続きご一緒に推進してまいります。

むすびえ 休眠預金事業:
休眠預金事業 – むすびえ (musubie.org)

【本件問い合わせ先】
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
休眠預金21年度通常枠事業 担当:遠藤、西川、光岡、佐藤、細谷、町田
kyumin2021@musubie.org

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