認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ

What are Kodomo Shokudo?

こども食堂って、
どんなところ?

こども食堂は、子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂です。
食事提供だけでなく、孤食の解消や地域交流の場としても機能します。
地域住民やボランティアが運営し、子どもから高齢者まで集う地域の居場所となっています。

| About the Kodomo Shokudo |

こども食堂について

こども食堂は各地で自発的に運営され、多くは子どもを中心に幅広い世代の人たちが食を通じて交流する「みんなの居場所」となっています。地域のにぎわいづくりや高齢者の生きがいづくり、孤独孤立や貧困などの課題の改善にも寄与しています。制度の裏付けはありませんが、箇所数は10,867(2025年度確定値)あることが明らかになっています(参考:全国の小学校は約2万校、中学校は約1万校、児童館は4,000箇所)。

こども食堂の輪が全国に広がり
その数は全国の公立中学校数を超える
10,000箇所以上にまで増えました。


| Diverse Types of Kodomo Shokudo |

多様なこども食堂のあり方

こども食堂は、月1回開催のところから365日3食を提供しているところまで、数人を対象としているところから毎回数百人が集まるところまで、実に多様です。
目的も、おなかをすかせた子どもへの食事提供から、孤食の解消、滋味豊かな食材による食育、地域交流の場づくりと、さまざまです。2019年末から長きにわたったコロナ禍においては、こども食堂は会食形式の開催が難しくなりましたが、それでも日頃からのつながりを生かし、お弁当や食材配布などの活動に切り替え、子ども・子育て世帯、地域の人たちとつながり、状況に応じて可能な活動を続けました。

自発性と多様性を大切にするこども食堂が必要とするサポートも、したがって多様ですが、おおむね以下の項目にわけることができます。

  • 人(スタッフやボランティア)
  • 食材(お肉、果物、野菜、お米等)
  • お金(運営資金)
  • 場所(開催場所)
  • 広報周知(地域や学校との連携を含む)
  • 保健衛生設備やノウハウ
  • 各種プログラム(読み聞かせ、昔遊び)
  • 感染症対策

【全国のこども食堂への企業・団体支援や連携事例などは、こちらをご参照ください。】


| Kodomo Shokudo and musubie |

こども食堂とむすびえ

こども食堂の広がりとともに、各県単位でこども食堂を支援するネットワーク団体(中間支援団体)が立ち上がるとともに、こども食堂を応援したいという企業・団体の方たちも増えてきました。同時に、こども食堂の意義や役割について調査・研究を行う必要性も高まっています。
私たちは、こうした現状に応え、すべての子どもが行きたいときにこども食堂に行ける状態を実現するため、また、人々がこぼれにくい地域づくりの実現のため、「全国こども食堂支援センター・むすびえ」を設立しました。
「むすびえ」という名称には、子どもと、こども食堂と、こども食堂を応援しようとする人たちをつなげる役割を果たしたいという願いが込められています。

むすびえは、各地でこども食堂を支える地域ネットワーク団体(中間支援団体)がより活動しやすくなるための後押しを行い、こども食堂を応援してくれる企業・団体とこども食堂をつなぎ、こども食堂の意義や実態を伝え、理解を広げる調査・研究を行います。
むすびえは、子どもたちと、こども食堂と、こども食堂を支援してくれる人たちの3者をつなぐ「むすびめ(場)」となりたいと思います。
こども食堂の実態や運営形態、むすびえの事業内容、支援方法等についてのよくあるご質問をまとめています。もっと知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

| Kodomo Shokudo’s Comic |

こども食堂の漫画
「ここで、のできごと」

こども食堂のことを知っているけど、実際に行ったことはない…。そんな人たちに向けた、こども食堂のことを楽しく、たくさん知ってもらうための漫画です。
作者のはしもとあやさんは、実際のこども食堂にも関わっているイラストレーター。架空 のこども食堂「ここで」を舞台に、この町に引っ越してきた主人公・森野はなとその家族の物語です。

| Create or Volunteer |

こども食堂を作りたい
ボランティアしたい

これから新たにこども食堂をはじめてみたい方は、
活動地域の相談窓口(こども食堂を地域でサポートする団体が、47都道府県にあります)にご連絡ください。


また、むすびえでも、立ち上げ助成も行っています。
募集時期などは、こちらのページをご覧ください


こども食堂を始めてみたい・お手伝いしたい。
そんな思いのある方は「こども食堂ネットワーク」を覗いてみてください。


お問い合わせはこちらからご連絡ください。