認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ
私たち認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)では、休眠預金を活用した事業「こども食堂を中心とした災害時の食の提供ネットワーク構築事業」において、南海トラフ大地震を想定し、現地のこども食堂ネットワーク団体や運営者の皆さまとともに、防災・減災に向けた取り組みを進めています。
その一環として、2026年1月31日、あいち子ども食堂ネットワーク主催による「こども食堂防災研修」が開催され、むすびえ防災プロジェクトリーダー・防災士の森谷哲が講師として登壇しました。
研修後には、ランチタイムの時間を活用し、小グループに分かれ、食事をしながら交流を図る時間を設けました。現場を担うこども食堂の運営者、むすびえスタッフ、ゲストで参加された方々が午前中の振り返りや情報交換に花を咲かせており、顔の見える関係づくりが深まり、有事の際に備えるネットワークづくりにも繋がる時間となっていました。
イベント詳細
【日時】2026年1月31日 10:00~12:00
【場所】JPアワー名古屋ホール&カンファレンス
【主催】あいち子ども食堂ネットワーク
【協力】認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
【参加者】こども食堂の運営者、こども食堂にかかわるボランティア、行政や支援機関の方
主催団体よりメッセージ
研修では、むすびえの森谷 哲さんの講義で、防災について・こども食堂運営者として日頃から気をつけておかないといけないこと・もし被災した時にこども食堂としてどのような取り組みができるかなどの講義とともに、こども食堂の運営中に火事が起きた場合の避難訓練というワークショップ、石川県能登半島地震被災地でのこども食堂の活動紹介など、盛りだくさんのとても興味深い内容で、参加者も熱心に聞き入っていました。
防災は、日頃のつながりが大切です。
終了後もお弁当を食べながら参加者同士の交流会を開催して、顔でつながる関係づくりを図りました。
さらに、来年度に炊き出し訓練を実施したいというご相談が、3つ以上の市域ネットワークから寄せられ、防災の取組み推進に対する会員こども食堂の熱意を感じました。 ご協力いただいたむすびえの皆さま、ありがとうございました。
(あいち子ども食堂ネットワーク代表 忠平 守様)


忠平 守 代表より開会のご挨拶




参加者からの声(アンケート抜粋)
・行動の備え、必要物品の備え、情報の備えなど具体的な備えがとてもわかりやすかったです。普段からの関係者とのネットワーク(共助)がとても重要だと感じました。
・フェーズフリーを地域で広めるようにがんばりたいので、今日の学びを真似したいです。
・こども食堂はいろいろ可能性を秘めていて災害時にできることを仲間と話しあっておきたい。防災訓練もこども食堂の中でできたらいいなと思いました。
・学区とのつながりをもったほうがいいと思いました。炊き出しも機会があればやってみたいと思いました。
講師より
「こども食堂に、防災って必要なの?」
実際に今回の研修を企画する際もそうした声は愛知県内にも多いとお聞きしました。
この問いに対し、今日はたくさんのヒントが共有できたのではないかと思います。
研修後には、「次はタイムラインを作成する研修もやりたい」「うちの市でも防災研修をやって欲しい」「炊き出し訓練にも興味が出ました」など、それぞれの運営者さんから多くの声をいただくことができました。
普段から人が集い、助け合い、声をかけ合っているこども食堂は、すでに防災の力を持っています。
今日の学びをきっかけに、仲間同士で話し合いながら、無理のない形で備えを積み重ねていただけたら嬉しいです。これからも東海地方のみならず、全国の防災・減災の活動にご協力できればと思っております。
(むすびえ「こども食堂防災拠点化プロジェクト」リーダー 森谷 哲)
■「こども食堂を中心とした災害時の食の提供ネットワーク構築事業」とは?
本事業は、休眠預金を活用した、災害支援のスペシャリストであるNPO法人ジャパン・プラットフォームが資金分配団体となる「発災時の被災者の食を支える災害対応準備事業」の一環として、地域での防災力の強化と食の提供ネットワーク構築を行う事業です。
同じ実行団体となるNPO法人セカンドハーベスト・ジャパン、NPO法人POPOLOと共に、むすびえとしては、令和6年度能登半島地震での石川県での連携事例を元に、南海トラフ巨大地震を見据えた東海地方(静岡、愛知、三重)にて、こども食堂を中心とした防災力の強化と、災害時の協力体制を目指すネットワークの実現を目指す活動を行っております。
■「こども食堂防災拠点化プロジェクト」とは?
そこに集う人々の安全確保はもちろん、通常時だけでなく、有事の際にも地域の安心、安全な場として存在できるように、こども食堂の防災力を高めることを目的としています。
また、こども食堂の主体的な防災活動につながるよう、それぞれのこども食堂に「私たちに出来る防災」「地域みんなの防災」について考え・備える機会として防災研修や、さまざまな防災活動の支援提供をしています。
この活動を通して、こどもの居場所や福祉施設との連携や官民連携(行政)など地域における交流拠点(こども食堂)が広がり続けております関心をお寄せいただけましたら是非ご相談ください。
本件に関するお問い合わせは、下記メールアドレスまでお願いします。
bousai@musubie.org(森谷・和泉)