認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ

【ご報告】アマゾンジャパン合同会社より、「Every Plate Matters」を通じてお米のご支援をいただくことになりました


むすびえは、2025年4月よりアマゾンジャパン合同会社(以下、アマゾン)が実施するグローバルキャンペーンの一環として、継続的なご支援をいただいています。

これまで、アマゾンからは食料品や日用品、お菓子などの支援を受けるとともに、アマゾンの従業員の皆さまが実際にこども食堂を訪れ、物資を届ける取り組みを重ねてきました。現場に足を運び、子どもたちや運営者の声に直接触れることで、支援の背景や想いを共有し合う関係が、少しずつ育まれています。

今回、アマゾンが展開するグローバルキャンペーン「Every Plate Matters(すべての食事が大事)」の取り組みのひとつとして、むすびえと協力し、全国のこども食堂へお米を届けるプロジェクトが実施されました。

このプロジェクトでは、全国のアマゾンの拠点を募金活動でつなぐ「募金リレー」を展開。延べ1,500人の従業員の皆さまが参加し、募金総額は100万円を超える支援となりました。集まった募金はお米の購入に活用され、全国各地のこども食堂へと届けられます。

このたび、2025年8月に稼働を開始したばかりの、アマゾン西日本エリア最大の物流拠点「名古屋みなとフルフィルメントセンター(名古屋みなとFC)」にて、本取り組みを象徴する贈呈式が行われました。

また今回のプロジェクトでは、募金によるお米をアマゾンの仕組みを活用して調達・配送することで、日頃の支援活動において課題としてきた「全国への配送の難しさ」をクリアすることができました。

企業の強みやインフラを生かすことで、支援を続けやすく、届けやすい形にできる企業協働ならではの価値が、具体的なかたちで表れた取り組みといえます。

多国籍の従業員が働くアマゾンにおいて、国籍や部署を超え、さまざまな立場の方々が日本各地のこども食堂や子どもたちにお気持ちを寄せてくださったことに、心より感謝申し上げます。

むすびえは今後も、企業の皆さまとともに、現場の声や課題に向き合いながら、こども食堂を支える仕組みづくりに取り組みます。人と人、企業と地域がつながる協働を通じて、こども食堂をハブに、今日の「おいしいね」が明日の安心につながる地域社会を育む活動を行ってまいります。